金沢・五箇山旅行1.金沢の基本情報

2018年1月初旬に金沢と五箇山を旅行しました。旅程は、全部で3泊4日で、金沢市内に2泊した後、五箇山に1泊です。

金沢市内では観光どころとして、21世紀美術館金沢城兼六園と、ひがし茶屋町に行きました。あとは食べていただけ。上述の観光どころは金沢駅からは歩いて30分、バスで10分程度と少し離れていますが、それぞれが近い位置にあるので、正直、丸1日あれば巡れます。私は2日間だらだらしていたせいで観光できず、3日目の午前だけで21世紀美術館金沢城兼六園をめぐりました(さすがにこれは急ぎ気味だったけど、無理ではない)。

ちなみに、金沢は流しのタクシーが全然おらず、バスも多くて20分に1本くらいです。どこを歩いても10~20分くらいなので、結局すべて歩きで移動しました。

ホテルは金沢駅まわりに密集していますが、観光面で考えると金沢城のあたりにとると、どこも徒歩10分かからないでまわれるので便利だと思います。飲食店も香林坊周辺にたくさんあります。

 

金沢で予想外だったことは3つ。

1つめは、1月初旬だと雪が全然ない。兼六園に行った理由は雪吊りにどさっと雪が積もっている光景を見たかったからですが、ただのロープが付いた松でした。道端には雪が残っていたので、私が行ったときがたまたま悪かったのかタクシーの運転手さんに聞いたところ、10年以上前は雪がたくさん積もっていたものの、最近はそこまで積もらなくなっているとのこと。行くのであれば、雪の降りやすい1月下旬以降がおすすめです。

2つめは、夕飯の予約が全然取れないこと。今回、かなり行き当たりばったりな旅行で、宿泊の予約も3日前にとったくらいなのでもちろん夕飯の予約をしていませんでした。それで現地で検索して、どうやら人気な居酒屋すべてに電話したものの、予約が全く取れませんでした。宿泊施設を取るよりも先に飲食店の予約を取ったほうがいいです。

3つめは、日曜日に飲食店がやっていないこと。有名な居酒屋たちも、ほぼすべて日曜日はお休みです。

日光湯元温泉2. 湯元板屋

今回、ホテルではなく旅館に泊まりたい&露天風呂があるところで探していて、湯元 板屋、ほのかな宿 樹林、湯守釜屋の3つで悩みました。予約サイトの口コミや個人ブログなんかを見て、価格とのバランスが良さそうだったので湯元 板屋のスタンダードなプランで、和室を選択しました。

口コミですとわりと辛らつな意見もそこそこに見かけましたが、私としては満足度高めな宿でした。

バス停からは徒歩5分程度です。若いスタッフが多い印象を受けましたが、接客は教育が行き届いているのか、不満は全くありませんでした。むしろ、まず最初のフロント対応がしっかりしていたので、この宿は大丈夫!という安心感がありました。

お部屋はこんな感じ。

すごく広いわけではありませんが、清掃が行きとどいていました。部屋に洗面所、バス、トイレがありますが、部屋についている割に全部広めです。冷蔵庫もちゃんとありますし、飲み物はそこまで高くないです。ビールは瓶ビールです。

食事も満足度が高かったです。基本的には和食ですが、夕食の煮物としてビーフシチューが出てきました。なぜビーフシチューなのかはよく分かりませんが(それにちょっと味が濃い)、和食だけだと単調になりがちなので、まあ許容範囲だと思えました。朝食はサラダが出てきた以外は和食です。お粥が出てきて、ちょっとテンションがあがりました。白米もおひつに入ってでてきます。あと、出てきた梅干しがふわふわで、すごく美味しかったです。量は多すぎず少なすぎず、ちょうどよい量でした。また、ネットで確認したときは、部屋食でなく食事処での食事、としか分からなかったので、広い部屋に机が並んでいる状態を想像していましたが、夕食朝食ともに、各お部屋ごとの個室での食事です。ちゃんと障子も閉まるので、プライベートな感じがして良かったです。

食事には追加料金でこんなのも頼めましたよ(私は岩魚の骨酒を頼みました)。

肝心の温泉ですが、泉質はとてもよく、温度も長く入れる温度です。硫黄のにごり湯で、青緑がかったお湯です。露天風呂はそこまで広くなく、かつ垣根がしっかりあるので景色は良くありません。山と旅館自体の間に露天風呂を建てているので、仕方ないんですが…。また、ちょっと屋根もついているので、夜空をしっかり見れるわけでもない。そのへんは残念なポイントですが、客室数があまり多くないこともあって、露天風呂をわりとずっと独り占めできましたし、24時間入れるので、トータルで考えれば満足でした。洗い場と内湯は年季を感じましたが、清掃がしっかりされているので、不快感はありませんでした。アメニティは最低限です。

泊まった次の日の朝に行った源泉はこんな感じ。 

次回行くとしたら、ほのかな宿 樹林の露天風呂に入りたいなーとも思いますが、湯元 板屋は全体的にちゃんとしているので、ちゃんと人におすすめできる旅館だなという感想です。

日光湯元温泉旅行 1.

2018年1月中旬に日光湯元温泉に行き、湯元 板屋に宿泊しましたので感想を書きます。日光や日光湯元温泉の公式観光サイトがあまり役に立たなかったので、だれかの参考になれば嬉しいです。

今回日光に行きたいなと思ったのと、過去に日光と鬼怒川には宿泊したことがあったので、日光湯元温泉を選びました。公共交通機関を使用するのであれば、JR日光駅東武日光駅から東武バス日光湯元温泉に行くことになります。それらから日光湯元温泉までは約70~80分と、結構な長い時間の移動になります。京都とか岐阜とか行けちゃう移動時間です。

日光湯元温泉までは直通ではなく、東照宮のある西参道や、中禅寺湖等の観光どころを通っていきます。バスは1時間に1~2本なので、どこかで降りて1時間観光して移動なんかもできます。

東武バスを利用する場合はフリーパスが便利です。2日間有効ですし、毎年やっているのかは分かりませんが、日光湯元温泉の宿泊施設に宿泊する場合は、2017/12/1~2018/3/31の期間、フリーパスが3000円→1500円です。なお、私は半額にしてくれるなんて知らなかったのですが、宿泊施設への事前連絡としてバスで行くことを伝えていたからか、東武日光駅内にある観光案内所でフリーパスを買うときに宿泊施設名を聞かれて、お名前頂戴しているので半額ですー、と言われました。

 

残念だったというか、予想外だったのが、日光にはまったく雪が積もっていませんでした。また、日光湯元温泉は雪が積もっているものの、そこまでの量ではありません。日光湯元温泉雪祭りスノーシューハイクは1月最終週や2月からと現地のポスターに書いてあったため、例年そんな感じなのでしょう。もし、雪が降るなかで露天風呂に入りたいな、という人がいれば、2月以降に行くほうが無難だと思います。

東照宮最寄り駅の東武日光はこんな感じ、全く雪がありませんでした。

また、日光湯元温泉にコンビニはありません。というか、まわりになにもないです。宿泊施設でアルコールやスナック類を買うと割高なので、宿泊施設的にはNGかもしれませんが、事前に買っていくといいと思います。私が利用した東武日光駅だと、駅に売店があるのと、駅を出たところにお土産屋さんがいくつかあります。また、最寄のコンビニとして、徒歩5分程度のところにサンクスがあります。

 

特急スペーシアを使うと、都内から2時間ちょっとで東武日光まで着きます。他の電車利用に比べると倍額(3000円程度)ですが、その分、他の電車よりも1~1.5時間早いです。

私の1泊2日の旅程は以下のような感じです。そこまでせわしない感じではなかったので、ご参考にどうぞ。

一日目:都内を昼前に出発→北千住から特急スペーシアにて東部日光駅まで移動→2時半頃に東武日光駅到着→東武バスを利用して16時頃に日光湯元温泉到着→宿泊施設内だけで過ごす

二日目:10時前にチェックアウト→10分程度、源泉を見る→10:20日光湯元温泉発の東武バスで西参道まで移動→世界遺産になった日光の社寺3つを2時間程度巡る→15時半の特急スペーシアにて都内へ戻る→18時前に自宅到着

中禅寺湖や戦場ヶ原等はバスから見た感じ、散策したら気持ち良さそうでした。1泊2日で行くなら、1日目の昼前には日光に着くようにしてそれらor世界遺産巡りをして、2日目にも観光するのがよいかと思います。