日光湯元温泉2. 湯元板屋

今回、ホテルではなく旅館に泊まりたい&露天風呂があるところで探していて、湯元 板屋、ほのかな宿 樹林、湯守釜屋の3つで悩みました。予約サイトの口コミや個人ブログなんかを見て、価格とのバランスが良さそうだったので湯元 板屋のスタンダードなプランで、和室を選択しました。

口コミですとわりと辛らつな意見もそこそこに見かけましたが、私としては満足度高めな宿でした。

バス停からは徒歩5分程度です。若いスタッフが多い印象を受けましたが、接客は教育が行き届いているのか、不満は全くありませんでした。むしろ、まず最初のフロント対応がしっかりしていたので、この宿は大丈夫!という安心感がありました。

お部屋はこんな感じ。

すごく広いわけではありませんが、清掃が行きとどいていました。部屋に洗面所、バス、トイレがありますが、部屋についている割に全部広めです。冷蔵庫もちゃんとありますし、飲み物はそこまで高くないです。ビールは瓶ビールです。

食事も満足度が高かったです。基本的には和食ですが、夕食の煮物としてビーフシチューが出てきました。なぜビーフシチューなのかはよく分かりませんが(それにちょっと味が濃い)、和食だけだと単調になりがちなので、まあ許容範囲だと思えました。朝食はサラダが出てきた以外は和食です。お粥が出てきて、ちょっとテンションがあがりました。白米もおひつに入ってでてきます。あと、出てきた梅干しがふわふわで、すごく美味しかったです。量は多すぎず少なすぎず、ちょうどよい量でした。また、ネットで確認したときは、部屋食でなく食事処での食事、としか分からなかったので、広い部屋に机が並んでいる状態を想像していましたが、夕食朝食ともに、各お部屋ごとの個室での食事です。ちゃんと障子も閉まるので、プライベートな感じがして良かったです。

食事には追加料金でこんなのも頼めましたよ(私は岩魚の骨酒を頼みました)。

肝心の温泉ですが、泉質はとてもよく、温度も長く入れる温度です。硫黄のにごり湯で、青緑がかったお湯です。露天風呂はそこまで広くなく、かつ垣根がしっかりあるので景色は良くありません。山と旅館自体の間に露天風呂を建てているので、仕方ないんですが…。また、ちょっと屋根もついているので、夜空をしっかり見れるわけでもない。そのへんは残念なポイントですが、客室数があまり多くないこともあって、露天風呂をわりとずっと独り占めできましたし、24時間入れるので、トータルで考えれば満足でした。洗い場と内湯は年季を感じましたが、清掃がしっかりされているので、不快感はありませんでした。アメニティは最低限です。

泊まった次の日の朝に行った源泉はこんな感じ。 

次回行くとしたら、ほのかな宿 樹林の露天風呂に入りたいなーとも思いますが、湯元 板屋は全体的にちゃんとしているので、ちゃんと人におすすめできる旅館だなという感想です。

日光湯元温泉旅行 1.

2018年1月中旬に日光湯元温泉に行き、湯元 板屋に宿泊しましたので感想を書きます。日光や日光湯元温泉の公式観光サイトがあまり役に立たなかったので、だれかの参考になれば嬉しいです。

今回日光に行きたいなと思ったのと、過去に日光と鬼怒川には宿泊したことがあったので、日光湯元温泉を選びました。公共交通機関を使用するのであれば、JR日光駅東武日光駅から東武バス日光湯元温泉に行くことになります。それらから日光湯元温泉までは約70~80分と、結構な長い時間の移動になります。京都とか岐阜とか行けちゃう移動時間です。

日光湯元温泉までは直通ではなく、東照宮のある西参道や、中禅寺湖等の観光どころを通っていきます。バスは1時間に1~2本なので、どこかで降りて1時間観光して移動なんかもできます。

東武バスを利用する場合はフリーパスが便利です。2日間有効ですし、毎年やっているのかは分かりませんが、日光湯元温泉の宿泊施設に宿泊する場合は、2017/12/1~2018/3/31の期間、フリーパスが3000円→1500円です。なお、私は半額にしてくれるなんて知らなかったのですが、宿泊施設への事前連絡としてバスで行くことを伝えていたからか、東武日光駅内にある観光案内所でフリーパスを買うときに宿泊施設名を聞かれて、お名前頂戴しているので半額ですー、と言われました。

 

残念だったというか、予想外だったのが、日光にはまったく雪が積もっていませんでした。また、日光湯元温泉は雪が積もっているものの、そこまでの量ではありません。日光湯元温泉雪祭りスノーシューハイクは1月最終週や2月からと現地のポスターに書いてあったため、例年そんな感じなのでしょう。もし、雪が降るなかで露天風呂に入りたいな、という人がいれば、2月以降に行くほうが無難だと思います。

東照宮最寄り駅の東武日光はこんな感じ、全く雪がありませんでした。

また、日光湯元温泉にコンビニはありません。というか、まわりになにもないです。宿泊施設でアルコールやスナック類を買うと割高なので、宿泊施設的にはNGかもしれませんが、事前に買っていくといいと思います。私が利用した東武日光駅だと、駅に売店があるのと、駅を出たところにお土産屋さんがいくつかあります。また、最寄のコンビニとして、徒歩5分程度のところにサンクスがあります。

 

特急スペーシアを使うと、都内から2時間ちょっとで東武日光まで着きます。他の電車利用に比べると倍額(3000円程度)ですが、その分、他の電車よりも1~1.5時間早いです。

私の1泊2日の旅程は以下のような感じです。そこまでせわしない感じではなかったので、ご参考にどうぞ。

一日目:都内を昼前に出発→北千住から特急スペーシアにて東部日光駅まで移動→2時半頃に東武日光駅到着→東武バスを利用して16時頃に日光湯元温泉到着→宿泊施設内だけで過ごす

二日目:10時前にチェックアウト→10分程度、源泉を見る→10:20日光湯元温泉発の東武バスで西参道まで移動→世界遺産になった日光の社寺3つを2時間程度巡る→15時半の特急スペーシアにて都内へ戻る→18時前に自宅到着

中禅寺湖や戦場ヶ原等はバスから見た感じ、散策したら気持ち良さそうでした。1泊2日で行くなら、1日目の昼前には日光に着くようにしてそれらor世界遺産巡りをして、2日目にも観光するのがよいかと思います。

乳頭温泉旅行2. 鶴の湯の露天風呂

乳頭温泉の鶴の湯にも行ったので、その感想です。

乳頭温泉旅行1. 鶴の湯 別館 山の宿」に書いたとおり、2016年の3月に別館山の宿に宿泊しましたが、せっかくなので鶴の湯も行ってみたいと思い、露天風呂に入ってきました。

山の宿と鶴の湯はシャトルバスで移動することができます。鶴の湯に着いて最初に思ったことは「ひとつの村みたい」でした。バスを降りてから、露天風呂のある場所に行くまでに、左右にお部屋が並んでいますが1つ1つが棟になっています。また、各お部屋の前にはかまくらが作られています。

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露天風呂は川沿いにあって、混浴です。男女の着替える場所が別になっていますが、脱衣所からひとつの露天風呂に道がつながっています。女性の脱衣所から露天風呂への道は奥のほうにあり、見えにくいよう配慮されていますが、ちゃんとかがんでお湯に浸かりながら露天風呂のほうに歩いていかないと、正直見えます。そういった理由もあるのか、若い女性はほぼ皆無で、子供とその親か、ご年配の方ばかりでした。露天風呂は結構広いこともあって、週末だったもののそこまで混んでいませんでした。

こちらも山の宿と同様に、お湯は青みがかった白色のお湯です。山の宿の露天風呂より白色が濃く、ちゃんと鎖骨あたりまで浸かれば身体は見えませんが、露天風呂にいると、露天風呂の外にいる通行人が見えますし、逆に通行人からも露天風呂に浸かってる人が見えます。そういったことに抵抗がある方にはおすすめできないです。

下の写真の垣根の内側に露天風呂用の脱衣所に向かう小道があって、そのさらに内側に見えるのが露天風呂です。

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山の宿はバスの時間や夕食の時間以外、他の宿泊客に会うことなく静かでしたが、鶴の湯は有名なこともあって、ちょっとした観光地のようでした。シャトルバスを待つことができる建物もなんだか素敵で、蒔で暖めるストーブがあり、そこで飲み物も買えました。

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