日光湯元温泉旅行 1.

2018年1月中旬に日光湯元温泉に行き、湯元 板屋に宿泊しましたので感想を書きます。日光や日光湯元温泉の公式観光サイトがあまり役に立たなかったので、だれかの参考になれば嬉しいです。

今回日光に行きたいなと思ったのと、過去に日光と鬼怒川には宿泊したことがあったので、日光湯元温泉を選びました。公共交通機関を使用するのであれば、JR日光駅東武日光駅から東武バス日光湯元温泉に行くことになります。それらから日光湯元温泉までは約70~80分と、結構な長い時間の移動になります。京都とか岐阜とか行けちゃう移動時間です。

日光湯元温泉までは直通ではなく、東照宮のある西参道や、中禅寺湖等の観光どころを通っていきます。バスは1時間に1~2本なので、どこかで降りて1時間観光して移動なんかもできます。

東武バスを利用する場合はフリーパスが便利です。2日間有効ですし、毎年やっているのかは分かりませんが、日光湯元温泉の宿泊施設に宿泊する場合は、2017/12/1~2018/3/31の期間、フリーパスが3000円→1500円です。なお、私は半額にしてくれるなんて知らなかったのですが、宿泊施設への事前連絡としてバスで行くことを伝えていたからか、東武日光駅内にある観光案内所でフリーパスを買うときに宿泊施設名を聞かれて、お名前頂戴しているので半額ですー、と言われました。

 

残念だったというか、予想外だったのが、日光にはまったく雪が積もっていませんでした。また、日光湯元温泉は雪が積もっているものの、そこまでの量ではありません。日光湯元温泉雪祭りスノーシューハイクは1月最終週や2月からと現地のポスターに書いてあったため、例年そんな感じなのでしょう。もし、雪が降るなかで露天風呂に入りたいな、という人がいれば、2月以降に行くほうが無難だと思います。

東照宮最寄り駅の東武日光はこんな感じ、全く雪がありませんでした。

また、日光湯元温泉にコンビニはありません。というか、まわりになにもないです。宿泊施設でアルコールやスナック類を買うと割高なので、宿泊施設的にはNGかもしれませんが、事前に買っていくといいと思います。私が利用した東武日光駅だと、駅に売店があるのと、駅を出たところにお土産屋さんがいくつかあります。また、最寄のコンビニとして、徒歩5分程度のところにサンクスがあります。

 

特急スペーシアを使うと、都内から2時間ちょっとで東武日光まで着きます。他の電車利用に比べると倍額(3000円程度)ですが、その分、他の電車よりも1~1.5時間早いです。

私の1泊2日の旅程は以下のような感じです。そこまでせわしない感じではなかったので、ご参考にどうぞ。

一日目:都内を昼前に出発→北千住から特急スペーシアにて東部日光駅まで移動→2時半頃に東武日光駅到着→東武バスを利用して16時頃に日光湯元温泉到着→宿泊施設内だけで過ごす

二日目:10時前にチェックアウト→10分程度、源泉を見る→10:20日光湯元温泉発の東武バスで西参道まで移動→世界遺産になった日光の社寺3つを2時間程度巡る→15時半の特急スペーシアにて都内へ戻る→18時前に自宅到着

中禅寺湖や戦場ヶ原等はバスから見た感じ、散策したら気持ち良さそうでした。1泊2日で行くなら、1日目の昼前には日光に着くようにしてそれらor世界遺産巡りをして、2日目にも観光するのがよいかと思います。

乳頭温泉旅行2. 鶴の湯の露天風呂

乳頭温泉の鶴の湯にも行ったので、その感想です。

乳頭温泉旅行1. 鶴の湯 別館 山の宿」に書いたとおり、2016年の3月に別館山の宿に宿泊しましたが、せっかくなので鶴の湯も行ってみたいと思い、露天風呂に入ってきました。

山の宿と鶴の湯はシャトルバスで移動することができます。鶴の湯に着いて最初に思ったことは「ひとつの村みたい」でした。バスを降りてから、露天風呂のある場所に行くまでに、左右にお部屋が並んでいますが1つ1つが棟になっています。また、各お部屋の前にはかまくらが作られています。

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露天風呂は川沿いにあって、混浴です。男女の着替える場所が別になっていますが、脱衣所からひとつの露天風呂に道がつながっています。女性の脱衣所から露天風呂への道は奥のほうにあり、見えにくいよう配慮されていますが、ちゃんとかがんでお湯に浸かりながら露天風呂のほうに歩いていかないと、正直見えます。そういった理由もあるのか、若い女性はほぼ皆無で、子供とその親か、ご年配の方ばかりでした。露天風呂は結構広いこともあって、週末だったもののそこまで混んでいませんでした。

こちらも山の宿と同様に、お湯は青みがかった白色のお湯です。山の宿の露天風呂より白色が濃く、ちゃんと鎖骨あたりまで浸かれば身体は見えませんが、露天風呂にいると、露天風呂の外にいる通行人が見えますし、逆に通行人からも露天風呂に浸かってる人が見えます。そういったことに抵抗がある方にはおすすめできないです。

下の写真の垣根の内側に露天風呂用の脱衣所に向かう小道があって、そのさらに内側に見えるのが露天風呂です。

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山の宿はバスの時間や夕食の時間以外、他の宿泊客に会うことなく静かでしたが、鶴の湯は有名なこともあって、ちょっとした観光地のようでした。シャトルバスを待つことができる建物もなんだか素敵で、蒔で暖めるストーブがあり、そこで飲み物も買えました。

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乳頭温泉旅行1. 鶴の湯 別館 山の宿

色々な温泉に過去行ってきましたが、とにかく満足度が高かったのが秋田県乳頭温泉郷にある鶴の屋別館 山の宿。 

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鶴の湯 別館 山の宿【 2017年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー

行ったのは2016年の3月中旬。

新幹線で行く場合の最寄駅はJR田沢湖駅、そこからバスでアルパこまくさバス停まで行き、宿のバスでピックアップしてもらいます。

宿に着くと、3月とは思えないほどの雪。一面真っ白でした。

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宿の前にはかまくらが。

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宿の受付はこじんまりとしているものの、よい雰囲気。清潔感があって、廊下もぴかぴか、ちゃんと掃除がいきとどいています。

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部屋はすごく広くはないものの、入ってすぐに「いい宿だな」と思えるあたたかい雰囲気です。こたつもありました。部屋にある電話も可愛い(写真の日付は全然合っていません)。

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温泉は空いている時間に自由に使える貸切の露天風呂に入りました。露天風呂のまわりも木と雪に囲まれています。お湯は青みがかった白色で、熱くないので長い時間ずっと浸かっていられる温度です。お風呂自体は広くありませんが、静かですし、自然に囲まれてのんびりできるので全然気になりませんでした。

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夕食は部屋食ではなく、宿のなかにある食事処で。囲炉裏を囲んで、炭火焼きで魚や山菜をいただきました。

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囲炉裏は大きいものを他の宿泊客の方と囲むわけではなく、小ぶりな囲炉裏で、部屋単位で分かれています。

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一般的に旅館の食事は量が多すぎて食べきれなかったりしますが、ここの食事はちょうどよい量。味もほどよく、妙に和洋が混ざっていることもなく完全な和食です。囲炉裏を囲んで食べるだけでも嬉しいですが、接客も、食事を出すタイミングも、すべてがちょうどよく、ここまでレベルが高い旅館はなかなかないなと思いました。

宿のまわりになにか遊びに行く場所があるわけでもないので、やることといえば湯めぐりくらいです。鶴の湯温泉には無料で入れますし、乳頭温泉の他の宿の温泉もバスでめぐることができます。ちなみに携帯の電波がかなり弱かったです。日常から離れて、ただのんびりしたい時には最高の宿です。

行くことを決めたときは、東京からだと片道4時間1.6万円もかかるのでそこまでする価値があるかな?と思いましたが、それだけの価値がありました。