乳頭温泉旅行2. 鶴の湯の露天風呂

乳頭温泉の鶴の湯にも行ったので、その感想です。

乳頭温泉旅行1. 鶴の湯 別館 山の宿」に書いたとおり、2016年の3月に別館山の宿に宿泊しましたが、せっかくなので鶴の湯も行ってみたいと思い、露天風呂に入ってきました。

山の宿と鶴の湯はシャトルバスで移動することができます。鶴の湯に着いて最初に思ったことは「ひとつの村みたい」でした。バスを降りてから、露天風呂のある場所に行くまでに、左右にお部屋が並んでいますが1つ1つが棟になっています。また、各お部屋の前にはかまくらが作られています。

f:id:kiku-jiro:20171210172753j:plain

f:id:kiku-jiro:20171210172848j:plain

露天風呂は川沿いにあって、混浴です。男女の着替える場所が別になっていますが、脱衣所からひとつの露天風呂に道がつながっています。女性の脱衣所から露天風呂への道は奥のほうにあり、見えにくいよう配慮されていますが、ちゃんとかがんでお湯に浸かりながら露天風呂のほうに歩いていかないと、正直見えます。そういった理由もあるのか、若い女性はほぼ皆無で、子供とその親か、ご年配の方ばかりでした。露天風呂は結構広いこともあって、週末だったもののそこまで混んでいませんでした。

こちらも山の宿と同様に、お湯は青みがかった白色のお湯です。山の宿の露天風呂より白色が濃く、ちゃんと鎖骨あたりまで浸かれば身体は見えませんが、露天風呂にいると、露天風呂の外にいる通行人が見えますし、逆に通行人からも露天風呂に浸かってる人が見えます。そういったことに抵抗がある方にはおすすめできないです。

下の写真の垣根の内側に露天風呂用の脱衣所に向かう小道があって、そのさらに内側に見えるのが露天風呂です。

f:id:kiku-jiro:20171210173400j:plain

山の宿はバスの時間や夕食の時間以外、他の宿泊客に会うことなく静かでしたが、鶴の湯は有名なこともあって、ちょっとした観光地のようでした。シャトルバスを待つことができる建物もなんだか素敵で、蒔で暖めるストーブがあり、そこで飲み物も買えました。

f:id:kiku-jiro:20171210173654j:plain

f:id:kiku-jiro:20171210173732j:plain

f:id:kiku-jiro:20171210173801j:plain

乳頭温泉旅行1. 鶴の湯 別館 山の宿

色々な温泉に過去行ってきましたが、とにかく満足度が高かったのが秋田県乳頭温泉郷にある鶴の屋別館 山の宿。 

f:id:kiku-jiro:20171206231154j:plain

鶴の湯 別館 山の宿【 2017年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー

行ったのは2016年の3月中旬。

新幹線で行く場合の最寄駅はJR田沢湖駅、そこからバスでアルパこまくさバス停まで行き、宿のバスでピックアップしてもらいます。

宿に着くと、3月とは思えないほどの雪。一面真っ白でした。

f:id:kiku-jiro:20171206230708j:plain

宿の前にはかまくらが。

f:id:kiku-jiro:20171206231249j:plain

宿の受付はこじんまりとしているものの、よい雰囲気。清潔感があって、廊下もぴかぴか、ちゃんと掃除がいきとどいています。

f:id:kiku-jiro:20171206231419j:plain

部屋はすごく広くはないものの、入ってすぐに「いい宿だな」と思えるあたたかい雰囲気です。こたつもありました。部屋にある電話も可愛い(写真の日付は全然合っていません)。

f:id:kiku-jiro:20171206230738j:plain

温泉は空いている時間に自由に使える貸切の露天風呂に入りました。露天風呂のまわりも木と雪に囲まれています。お湯は青みがかった白色で、熱くないので長い時間ずっと浸かっていられる温度です。お風呂自体は広くありませんが、静かですし、自然に囲まれてのんびりできるので全然気になりませんでした。

f:id:kiku-jiro:20171206230840j:plain

夕食は部屋食ではなく、宿のなかにある食事処で。囲炉裏を囲んで、炭火焼きで魚や山菜をいただきました。

f:id:kiku-jiro:20171206231024j:plain

囲炉裏は大きいものを他の宿泊客の方と囲むわけではなく、小ぶりな囲炉裏で、部屋単位で分かれています。

f:id:kiku-jiro:20171206230956j:plain

一般的に旅館の食事は量が多すぎて食べきれなかったりしますが、ここの食事はちょうどよい量。味もほどよく、妙に和洋が混ざっていることもなく完全な和食です。囲炉裏を囲んで食べるだけでも嬉しいですが、接客も、食事を出すタイミングも、すべてがちょうどよく、ここまでレベルが高い旅館はなかなかないなと思いました。

宿のまわりになにか遊びに行く場所があるわけでもないので、やることといえば湯めぐりくらいです。鶴の湯温泉には無料で入れますし、乳頭温泉の他の宿の温泉もバスでめぐることができます。ちなみに携帯の電波がかなり弱かったです。日常から離れて、ただのんびりしたい時には最高の宿です。

行くことを決めたときは、東京からだと片道4時間1.6万円もかかるのでそこまでする価値があるかな?と思いましたが、それだけの価値がありました。

ギリシャ旅行10. 食事 ギリシャ定番のファストフード、スブラキ

下手なレストランに入るよりも、毎日ランチはこれでいい!と思ったのがスブラキです。

f:id:kiku-jiro:20171127200754j:plain

観光本にはスブラキ=焼いた肉と書かれていますが、ギリシャ人の友人がピタに包まれたものをスブラキと呼んでいたので、ここではスブラキといいます。

お店によって違いはありますが、大体のスブラキは厚みのあるピタに、串で焼いた肉と、タマネギやトマト等の野菜、ヨーグルトソース?と謎にフライドポテトが包まれたファストフードです。肉はチキンとポークから選べることが多いです。また、トルコケバブで使われているような薄切りの肉ではなく角切りの肉なので、食べ応えがあります。大きさは手に収まるくらいなので、男性は1人で2つ食べたりしていました。私も2ついけるかな?と思ったものの、ピタが結構重いので無理でしたが。

大体2ユーロ程度なので安く済みますし、お店によって味付けや具材が違うので食べ比べの楽しみもあります。

いくつかのお店でスブラキを食べましたが、一番美味しかったのはアテネにあるO Kostas。どうやらかなり昔からやっているお店の様子。ファストフードにも関わらず、TripAdvisorで1920軒中39位という高順位です。

https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189400-d1092578-Reviews-O_Kostas-Athens_Attica.html

 このお店のスブラキはチリペッパーが入っているのか、ちょっと辛さがあります。その他に何が違うのかはよく分からなかったものの、一緒に旅行した友人2人もここのスブラキが1番だったと言っていました。お店の入り口はこんな感じ。

f:id:kiku-jiro:20171127203323j:plain

お店のカウンターはこんな感じ。奥に写っているお兄さんがスブラキを作って、レジのお姉さんがくるくるっと巻いてお会計といった流れでした。ギリシャ語ができなくても、スブラキ!と言えば買えるはずです。

f:id:kiku-jiro:20171127204247j:plain

お店の外に6人程度座れるベンチがあるので運がよければそこに座って食べられます。だめだったら近くのガードレールに座るか、歩きながら食べてください。みんなそんな感じで食べてます。

お店は路地を入っていくので少し分かりにくいところにありますが、この店の前だけ行列ができているので近くまで行けば分かると思います。行列でも、1人1人にそこまで時間がかからないので時間的にはそこまで待ちません。帰国してからもしばらく、コスタスのスブラキが食べたい…と思っていたくらい美味しいお店です。