ギリシャ旅行9. サントリーニおすすめの夕日スポット

世界一綺麗な夕日が見れると言われているサントリーニのイア。イアで夕日を見る際の、おすすめの場所について書きます。 

ブログや観光本によく書かれているのは、イア要塞展望台。

地球の歩き方にもここがベストスポットとして紹介されています。ですが、私はそこには行きませんでした。なぜかというと、イアのホテルで隣の部屋に滞在していたカップルから「あそこは、どうしても行きたいなら止めないけど、びっくりするくらい混んでて危ないからおすすめしない」と言われたから。有名どころすぎて、日没が近づくとどんどん人が集まってきて、みんな夕日が良く見える位置を確保しようとしてぎゅうぎゅう詰めになるらしいのです。日中にそこに行きましたが、確かに景色はいいものの、あまり広い場所ではありません。オフシーズンは大丈夫かもしれませんが、6～9月のハイシーズンは相当な混雑なようです。他の方のブログでもそのように書いてる方がいました。このあたりは標高が高く、周囲のホテル等を見下ろせるので、夕暮れ時に電気がついている建物が並んでいる風景としては綺麗です。

せっかくリラックスしにサントリーニに来たのに、わざわざ混んでいるところには行きたくない！と思って私が行った、おすすめのエリアはここ。

 

人がそこまで多くないですし、イアから夕日が見える方角の端っこなので、当然、なににも遮られずに夕日を見ることができます。駐車場は低めの塀があるので、そこに座って夕日を見られます。また、大きめの岩を登っても大丈夫な方におすすめしたいのは、私が行った防波堤。サンダルでも十分登れるような岩が重なっていて、そこに座りながら夕日を見れます。

目の前が海なので、岩から海におりて、海の中から夕日を見ている人がいたり、岩に座って夕日を見ながらお酒を飲んでる人がいたり、みんなリラックスしている場所でした。

海には夕日を見るクルージングの船が複数います。中には音楽を流している（演奏している？）船もあって、このエリアだと、その音楽を聴きながら夕日を見れます。クルージング自体に参加してもいいですね。

もう一箇所のおすすめはここ。

アマウディ港まわりにあるレストランを抜けていくとここに着きます。地図の左側が夕日が沈む方向なので、地図のとおり何にも遮られずに夕日が見れますよ。ここも岩場になっているので、座って見ることができます。

ギリシャ旅行8. サントリーニにあるのんびり散策できる街ピルゴス

サントリーニの真ん中にある街pyrgosピルゴスは、フィラやイアに比べて人が少ないので、街中をのんびり散策したい人におすすめの街です。

フィラは中心となる港やバス停があり、また、イアは有名な青の教会があるため、人で道がぎゅうぎゅうなことも多いです。一方、このピルゴスに行ったときは混雑を感じず、ギリシャの島特有の細い階段をのぼりながら探検したり、塀に座っておしゃべりしたり、ネコの写真を撮ったりして、のんびり散策することができました。街はギリシャらしく、白と青がベースです。

他の街に比べて狭い道とちょっとしたトンネルが多いように感じました。

立体的な迷路のようになっているので、いわゆるギリシャぽい、映える写真が撮れます。また、人が多くないので、写真も他の人が写りこむことが少ないです。

有名な観光スポットがあるわけではないので観光客が少ないのだとは思いますが、お土産やさんやレストラン、カフェも十分あります。the観光客向け！といったお店は少なくて、地元の方っぽいお客さんが多かったです。

すごく良かったのは夕日。とりあえず街の上のほうに行けば夕日が綺麗だろうと思い、迷路のような階段を上っていきました。あそこに人がいるものの、どうやって行くんだろう？と思うことも多かったですが、迷いながら20~30分進んでいくと、頂上に建物跡のような場所があり、そこからピルゴスの街と海を見下ろせます。

低い塀で区切られているので、その塀に座ってのんびりと日が沈むのを見ていました。街がどんどんオレンジ色に染まっていく光景は圧巻です。

ちょっと気をつけてほしいのは、ピルゴス自体、他の街に比べて標高が高く、頂上までいくと風も強く、結構冷えます。私が行ったときは9月上旬でしたが、麻の長袖シャツだけだと寒かったので、ホテルのプールサイドにあった厚手のストールで身体を包んで日没を待ちました。行かれるのであれば、羽織ものは必須です。

夕日を見た後に階段を下っていたら、地元の子供たちが塀を登って遊んでいました。こういった光景が見られるのも、フィラやイアと違う魅力ですね。

  フィラからはバスで10～15分程度、空港からはタクシーで15～20分程度です。アクセスはあまりよくありませんが、混雑している場所ではなく、のんびり過ごしたい方にはおすすめです。

ギリシャ旅行7. サントリーニの海

前の記事でも書いたとおり、ビーチはレッドビーチと、ブラックビーチと呼ばれるペリッサビーチとカマリビーチが有名です。その他にも小さいビーチはいくつかあります。

私が行ったビーチはカマリビーチです。どのビーチに行こうかと悩んで、観光情報や個人のブログを見たものの、いまいち情報に欠けていたので地元っ子ぽいホテルのスタッフにおすすめを聞いたところカマリビーチを薦められたので、そちらにしました。

カマリへはフィラからバスで30分程度で行くことができます。ビーチに行くとたくさんのマットレス付きのビーチチェアとパラソルが並んでいます。ビーチチェアとパラソルは、ビーチの手前にあるレストラン各々が所有していて、レストランで注文をするなら使えるとのことでした。注文は飲み物だけでもいいし、先に注文しなきゃいけないわけではなくてビーチで遊んだ後でもいい、トイレも使えるとのことなので、一番手前のお店の場所を使わせてもらうことに決定（公衆トイレはないです）。タオル等があるわけではないので必要なものはご自身でお持ちください。なお、私たちはホテルのチェックアウト後に行ったのでタオルは持って行かなかったものの、海で遊んだ後ごろごろしていたら身体が乾いたので問題なかったです。ロッカーがあるわけではないので、貴重品は持って行かないか、防水のバックにいれて持ち歩いたほうがいいかも。でもサントリーニは全体的に治安がいいというか、お金のない人が行く場所じゃないので、盗み等のトラブルは見かけませんでした。年齢層も高めで、騒いでる人はいません。

海はこんな感じ。右側には岩肌まるだしの山があります。日本じゃ見かけない光景。ボートのレンタルもやっているようでした。行った時間が一番日差しの強い正午～夕方だったので泳いでいる人はほぼおらず、みんなビーチチェアでごろごろしていました。地球の歩き方に飛行機が真上を通るから抵抗がある人は嫌かもと書かれていましたが、3時間いて飛行機が通ったのは2回くらい。音がうるさいわけでもなく、全然気になりませんでした。

海自体も綺麗です。ここの浜辺は細かい砂ではなく、小石でできています。裸足で歩くとかなり痛い。また、水中は岩が多くすべりやすく、急に深くなったりするので気をつけてください。水中でも履けるサンダルを履いていくと便利です。

ちなみに着替える場所ですが、ビーチの入り口に1つだけありました。事前に服の下に水着を着ていったほうが便利だと思います。

ビーチ付近のお店の価格帯は高め。グラスワインと3品くらいで2人で70ユーロくらい。この食べた魚の丸焼きは重さで価格が決まるので、出てくるまで価格が分かりません。味付けが塩こしょうハーブだけで、レモンをかけていただきます。素材がいいからか、シンプルなのにとっても美味しかったです。

ちなみに、カマリビーチに行った後、違うホテルで隣の部屋だった、2週間サントリーニに滞在してるというカップルに、「ホテルの人の薦めでカマリビーチに行ったんだけど、レッドビーチにも行ったほうがいいのかな？」と聞いたところ、「色々行ったけど、カマリビーチがベスト！レッドビーチは行く必要ない。」と言われました。彼ら曰く、レッドビーチはすごく狭いところで、そこにたくさんの人が来ているからぎゅうぎゅうで、全くリラックスできないとのことでした。また、公衆トイレはなく、またお店が近くにないので、利用できるトイレもないようです。